職場の貴重なランチの時間が苦痛になった事、ありませんか?
そろそろ一人でランチの時間を自由に楽しんでみてはいかがでしょうか。一人ランチが寂しいなんてことはありませんよ。
ランチの時間は自分のペースで、自分の好きなものを食べてゆっくりと自由に過すことができるんですから。
職場の人間関係のストレスを感じることがなくなりますので、この機会に是非一人ランチを始めてみませんか。
ただ、ここまでに至るワタシの今までのランチ経験を書いていきますね。ワタシは、同じ部署の先輩、後輩と一緒にランチをしていましたが、そこからどうやって抜け出したのかも記載しておきますね。
既に仲良しグループ、同期の仲間と一緒に食べている方には、そこからどうやって抜け出して、一人で食べていくか、どうしても今のグループから抜けることができない場合の対処方法など、参考になると思います。
実は20代はランチを一人で食べることが寂しく感じるときがあった
ワタシは20代の頃、一人でランチを食べるのがさみしいと感じたことがありました。ところが、とあるきっかけから、一人で食べるようになりました。
今でも、一人で食べています。ランチタイムを自由に過ごせるって、いいですよ。
20代で転職して、入社後は現場の仕事をしていましたが、社内異動で初めて勤務地が変更(東京)となり、仕事も変わった(現場業務から事務業務)ことで、一人でランチを食べるのが寂しかった経験があります。
というのは、異動する前の現場の仕事では、仕事も慣れていましたし、ランチは一人で空いた時間に食事をすることが多かったのです。
繁忙期で一緒に働いていた先輩や同僚が、ランチタイムに一緒だったとしても、ご飯を食べ終わったらすぐに体を休めるために横になったり寝ていたりと、各自が思い思いにしていたので、対人関係のストレスを感じることはありませんでした。
異動した部署で、ワタシは新しい業務を行うために、全く知らない部署の方と業務を行う難しさ、これまでの現場作業とは違う事務の仕事に対しての不安と、話しかける人がいない状況でしたので孤独感を感じていました。
そういう状況で誰とも仕事以外の話をする機会がないランチタイムは、ますます孤独感、寂しさを感じたのでした。
当時、異動した職場では、社員食堂ありませんでしたので、お昼は席でお弁当を買って食べるか、外の飲食店で食べるかのどちらかでした。その職場では、男性は席で食べている人はあまりいませんでした。
そんな時に同じ部の先輩、後輩が、ランチに誘ってくれて外で食べるようになりました。
ランチを一人で食べるきっかけは、その場にいる息苦しさや苦痛を感じたこと
ランチを一緒に食べることとなったんですが、2ヶ月くらいした時に、ワタシもだんだんと業務に慣れてきて、他の部署の方とも世間話ができるくらいになってくると、仕事をしていく上での緊張感も薄れ、孤独感や寂しさもなくなってきました。
そうしてくると、ランチの時間が、息苦しさを感じ苦痛になってきたのです。
その原因は、下記でした。
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会社のゴシップネタ、噂話しが多い。(異動、昇進、降格、組織の変更、人の病気、社内恋愛事情)
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先輩の意見に同調するように、話しを振られることが多くなった。(よくありがちなトークで「あなたもそう思うでしょ」というもの)
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プライベートな事を突っ込んで聞かれるようになった。(彼女がいるのか、休日の過ごし方、家族の勤務先)
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人の評価をするときにマイナス面しか見ていないこと、必要以上に人格を否定したがる傾向がある。
これ以上、息苦しさを感じるのも嫌だなぁと。
特に、先輩や同僚がランチで職場の人を評価する時にマイナス面でしか評価できないこと、必要以上に人格を否定することを知った時に、このままだと出会ったこともない人に対して、自分の見方が偏るのはマズイと考えたのです。(要するに、一緒に仕事をしていない方を評価するのに先入観を持ってしまう恐れがある)
ただ、同じ部署にいて今まで一緒にランチをしていたのに理由もなく、そこを抜け出して一人でランチをするのは、職場の人間関係を壊すことになりかねませんので、下記のように少しづつ、このランチタイムのグループからフェードアウトすることを考えたのです。
ランチのグループを抜ける方法は、だんだんとフェードアウトすること
だんだんとフェードアウトするのがポイントなのです。
また、徐々にフェードアウトするするので、下記に書いているお弁当の話や資格のこと、ダイエットを始めることなどは、前もって事前に先輩、後輩に話していました。
【ワタシがランチグループを抜けるためにしたこと】
- ランチの時間に、用事(銀行や郵便局といった金融機関の用事)をつくった。つまり用事のため一緒に行くことができない。仕事が終わってからだと、営業していないのでランチの時間を利用して用事を済ます以外ない状況を伝える。)
- もう少しで仕事の区切りが良いと伝えて、先にランチに行ってもらう。
- お弁当を持ってきた、仕事が忙しくなりそうだと思って朝に買ってきたと伝えて席で食べる。
- 今日はパンを食べたい気分なんです。○○で買って席でランチをしようと思っています。(少なくとも、パン好きで あることを事前に伝えておく必要あり。)特に男性の場合には、パンを昼食にする人が少ないので有効。)
- ダイエットしていので今日は食べないと伝える。(女性の場合には有効ですが、男性の場合には難しいかも。)
- 資格の勉強をランチタイムにすると伝える。(簿記はお勧めです。ビジネスでは必要なものですし、難易度が3級から1級までありますので資格取得までに時間がかかります。)
ランチを一人で食べ始めるときに注意すること。ワタシからのアドバイス!
- 少なくとも、これまで一緒にランチをしていた方とは、別の人と一緒にランチをする時には注意が必要ですよ。前に一緒に食べていた方は、あなたが直ぐに別のグループに入ってランチをしていたら快く思わないでしょう。
- 一人でランチを席で食べるようになったら、職場や職場周辺であなたが自由に過ごせる場所(利用されていない会議室、 トイレ、近くの公園、勤務場所から少し離れた書店、隣のビルの共有スペースなど)を探してみて下さい。ランチを一人で食べていることについて、せんさくしてくる人がいますので、しばらくは自分の席以外の場所を確保しておくことも必要です。
- 部署で全員で行くようなランチは、必ず参加するようにしてください。あなたが付き合いが悪い印象があっても全体で行う行事には参加する人なのか、そうでないのかは、上司に見られています。職場では、目立たずにいることが必要な事もあります。自分の職場環境は、自分で守ること。オレ流、ワタシ流は、仕事が終わったアフター5でお願いしますね。
- あまり周りの目は気にしないようにしましょう。職場の人間関係は狭く、職場のネタを探している暇な人がどこにでもいるものです。仕事でもランチでも、しゃべりたがりの人は、他人を思いやることもせず、深い考えもせず、 自分の事を話さず、ターゲットを見つけては面白おかしく話を脚色して、攻撃するためにしゃべり続けます。そういう人が社内でいる場合には、注意するとともに、あまり気にしないようにしましょう。
- 一人でランチをしている時に理由を聞かれたらどうするか。事前に用意しておきましょう。あなたが一人でランチをしていると、必ず近寄って情報収集をする人が出てきます。そんな時は、「簿記3級の資格を取ろうと思って・・・とか、読みたい本があってとか」と回答すればOKです。くれぐれも、「税理士目指しています」と本気に思っていても、情報収集している人は面白おかしく他の人に伝えますので、まともに相手をしてはいけません。
どうしても今のランチタイムの状況を我慢した方が良いと判断した場合のアドバイス
ただし、人によっては、ランチタイムの時間はどうしても同じグループで食べなくてはならない職場もあるでしょう。
ワタシが学生の頃、姉は新人OLとして働いていましたが、ランチタイムの時間が息苦しいとこぼしていました。
職場環境を見て、今の状況を我慢した方が自分にとって良いと話してくれました。(先輩OLの皆さんに目をつけられると、後々面倒だと話してくれました)
当時の事を姉に聞いたところ、とある先輩OLの方からアドバイスをもらって、悩みは解消したとのことでした。
どのように対処したのかと言えば、部署の先輩、同期の仲間の10人くらいで社員食堂で食べていたそうですが、さっさと食べて「お先に失礼します!」と一言いって席に戻っていたそうです。
たった1時間のランチタイムですが、仕事をしている以上に「しんどい」のは、やはり人間関係があるからでしょうね。
転職、出向しても一人ランチを楽しんでいます
ワタシは、20代の時にランチタイムで息苦しい経験をしましたので、同じ過ちをしないように今でも、ランチタイムは一人で食べるようにしています。本当に気楽で良いですよ。自由で。