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学校を卒業して就職したにも関わらず、直ぐに退職してしまう若年退職について。

 

ついでにワタシの履歴書(そういえばどこかで聞いたような・・・)って訳ではないのですが、

ワタシの転職状況を記載しておきます。ちょっと転職履歴も多いのですが、ご参考までに。

 

 新卒で退職したワタシについて

 

早いもので新卒で入社した会社を1ヶ月で退職してから、もう20年以上が経ちました。

 

毎年4月になると、退職した時の事を思い出します。

 

退職した理由は、体調を崩したという訳ではなく、自分の選択ミスによるものだと考えています。

 

当時も今も思っているのですが、全ては自分がその企業に合わない、合わせらないとわかっていたにも関わらず、誤って選択して入社した結果、早期退職したんだと考えています。

 

20年経った今、ワタシはこの通り、生活しています。で、新卒1ヶ月で退職したことについて後悔は全くしていません。(再就職は大変でしたが。)

 

退職した理由は、自分の選択ミスと書きましたが、これは例えば、昼にお腹がすいて、ラーメン屋さんに行ったとします。博多のとんこつラーメンと札幌の味噌ラーメンのお店があって、博多のとんこつラーメンのお店で食べたんだけど、おいしくなかった。

 

そうすると、次はおいしいお店で食べたいと思って、調べたり人に聞いたしますよね。つまり転職も同じなんです。よくよく調べずにその企業の入社を選択した自分のミスだと。

 

自分のミスだと思えば反省し、次は同じような事にならないように最新いや細心の注意を払うでしょう。

 

 

 ワタシの転職状況について

 

ワタシの転職回数は3回です。自慢できる回数ではありませんが。

 

色々な企業がありましたし、色々と経験をさせて頂きました。

 

今でいうブラック企業、中小企業(10名以内)にも転職していたこともあります。

 

3回の転職で会社を見ていますと、処世術みたいなものも身についてきます。その話はまた別の機会に書きます。

 

今回のテーマですが、ワタシは新卒でとある企業に入社して、1ヶ月程度で会社を退社しました。

 

いわゆる早期退職ですね。退職する時に、ワタシに迷いはありませんでした。

 

20代という若さもありましたし、「自分の人生はなんとかなるさ。なんとかするし。」と考えていたのです。

 

 新卒で1ヶ月の退職、その会社に合わせられなければ辞めてもいいんじゃないか、自己の責任で今後生活していく

 

ワタシは内定前の人事面接や入社前研修を受けているときに、なんとなく社風が合わないという気がしていたんですね。「そのタイミングで今更かよっ!」って突っ込みの声が聞こえてきそうですが。

 

当時はインターネットが未だそれほど普及していませんでしたし、SNSのようなものもありませんでしたので情報を得るのが難しくって。

 

社風が合わないっていうのは、入社する会社が体育会系のノリの会社だったのです。

 

それと、入社後の配属が希望している職種ではないところに決まったことも大きかったんですね。

 

もともと帰宅部のワタシには、対極にある存在の運動系部活に社会人になってから入部(入社)するなんて事は、妖怪ウオッチじゃないですが「無理(ムリ~)」なんですよねぇ。本当に合わないっす。

 

性格いや正確にいえば、入社前には気づかなかったのです。

 

おまけに入社一週間前の社内研修で(体育会系の研修、つまり大声で社歌を覚えたり等)で、途中で内定辞退をした学生が3人以上もいたので、この先思いやられるなぁと。

 

ここにいても長くないかなぁと。

 

ただ、内定をもらった後に他の企業については就職活動を辞めてしまったので、今更ジローならぬ、もとい、今更内定辞退っていうのもできなかったのです。

 

流石に社内研修が終了して、入社しないなんて事をしたらここまで育ててくれた両親に申訳ないと思ったのです。

 

学校を卒業して就職しないなんて社会不適合者みたいですし、世間的にみっともないかと感じたのです。そんな時に、ワタシが思ったのは、下記の2つだったのです。

 

①まだ辞めるのは早っ。もう少しこの企業で少し我慢して頑張って転職先を見つけようかなぁ。

 

②嫌なの我慢して仕事してもね。スパッと退職して次を考えようかなぁ。

 

考えた結果、②のスパッと退職し次を考えることにしたのです。

 

 

 両親に退職することを伝えたのは、会社を辞める当日の朝だった

 

退職することを事前に誰かに相談したかといえば、しませんでした。

 

どうせ「もうすこし頑張ったらどうだ」って皆が言うでしょ。ワタシだって相談されたら「転職先が決まっていないなら、決まってから退職した方が良い」ってとりあえず無難な返事をいいますから。

 

なんでギリギリまで黙っていたのです。

 

会社を退職する相談には「辞めてもいいんじゃない」なんて、同じ会社にもいない人が無責任な事はいえませんから、相談をうけた方は非常に慎重になるんですよねぇ。

 

その人の人生を狂わせてはたいへんだと思いますので。

 

ワタシが父親から言われたのは「引き止められても、退職をしてきなさい」ということだけだったんですね。

 

この意図は、「引き止められて会社に留まるくらいなら退職せずにこのまま我慢して働きなさいという」メッセージにワタシは感じました。

 

父親も朝早くから、夜遅くまで仕事をしていたワタシの姿を見ていて、何か感じたのかもしれませんね。

 

会社を退職したが、今でも後悔はしていない

 

今でも新卒で1ヶ月で退職した事については後悔していないのです。もう20年以上前のことなんですけどね。

 

今も思うのですが、退職の申出をした時に、予想通りだったのですが、その会社の人事部長から退職について引き止められたのです。(希望する部署への異動の打診。今思えば人事としても新卒者が1ヶ月で退職しては色々と社外で問題となっては困るので、引き止めは一度はするという配慮だったかも知れませんが。)

 

ただワタシは、この会社に残って頑張ろうという気持ちが全くありませんでしたので断って退職をしました。

 

自宅へ帰る途中に晴れ晴れとした気分で、転職雑誌を買ったことを今でも忘れません。

 

今のワタシが、当時の自分に転職活動でアドバイスするならと思って書いた記事はこちらです。これからの自分の未来をどうしたいかは、自分が決められます。あなたの努力が、最大限発揮できるようなアドバイスを書いています。

 

退職後は厳しい現実が待っていたが、会社や仕事の職種をえり好みしなければ生活することができる 

 

仕事は景気が悪くてもあります。求人雑誌を見ればたくさん募集しています。ただし、会社や職種を選ばなければという前提です。

 

この状況で有名企業に入社したいとか、自分の憧れる職種に就職したいなんて事は考えていませんでした。PCスキル、社会人経験もない人間(ワタシ)をまともな会社が採用してくれるハズがありません。コネもありませんでした。

履歴書には、学校を卒業後に退職した事実を記載しなければなりませんので、流石に1ヶ月で退職した履歴書を送りますと、書類選考で落ちて、面接にすら進めなかったのはちょっと辛いところでしたね。

 

 

 前に進め

 

ワタシの場合、次の会社に就職するまでなかなか厳しい就職活動でした。

 

ただ、めげても仕方がありません。退職するという選択を自分でしたのですから諦めるわけにはいきません。

 

自分なりに納得できる退職の仕方であれば、またこの退職を後悔しないようにして年齢を重ねていくように努力していくことが重要と思います。

 

なんとかなるさ、なんとかするように頑張っていきましょう。

 

どこで働くのも、お金を稼ぐ以上は、なかなか楽ができませんから。地道に努力を重ねて、一つ一つキャリアアップをしていくことを継続していけば、今は希望する企業に入ることはできなくても、チャンスはやってきますよ。

 

(2018年5月10日追記)

多くの方にこの記事を読んで頂きありがとうございます。ワタシ自身が経験したことですが、新卒で就職した会社を退職した時に、利用した転職エージェントを利用した時に「あきらめてしまうこと、すぐに成果を求めてしまうことは止めて、今はじっくりと自分ができることを考えて行動するようにしなさい」とアドバイスをしてくれた方がおりました。

 

新卒で既に退職しようとしている方、既に退職された方は、こちらの記事もあわせて参考にご覧ください。不安は行動することで解消されますので、まずその一歩を踏み出せるように今のワタシが、当時の自分に転職活動でアドバイスするならと思って書いたものです。

 

 

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