初めて子供が生まれることとなり、ママが里帰りした時に感じたこと、それから戻ってきて長きにわたって、娘がパパ見知りの状態でワタシになついてくれなかったことを書いています。もし、パパ見知りの状況が続いていましたら、参考にしてください。また子供が生まれてからママとたくさん喧嘩したこと、仕事と家庭で疲れ果ててストレスを感じて娘に辛くあたりそうになったことも記載しています。
忘れた?パパのこと
ママが里帰り出産で長女が生まれて、ワタシは土日にママの実家に泊りがけで娘と会う生活を3ヶ月くらいしていました。はじめての子ということもあり、ママの実家のご両親に協力してもらいました。
よく泣くので、たいへんだとママはワタシに電話で話していました。生まれてからちょうど3ヶ月目くらいに、実家からママと娘がワタシのところに帰って来ました。その時の事をワタシは今でも覚えています。
娘がワタシに対してよそよそしく感じられたのです。 これが良く言われる「パパ見知り」というものかと強く感じたのです。
「実際に娘はワタシの顔をハッキリと見えていなかったんだから仕方ないか」と自分の都合の良いように考えていたのですが、ちょっと違うかも知れないと感じたのは、事あるごとに娘は、ママの方に行きたがったのです。ワタシが抱っこしてもすぐ泣いて、ママを呼ぶことが毎日続きました。
一緒に遊んでいても、二人になるとママを探していましたし、娘のワタシに対する態度がよそよそしく感じられたのです。
確かに、生まれてから土日にワタシが会いにいくくらいじゃ、生まれて間もない娘が覚えているハズもありませんけど。毎日、声だけでも聞いていれば、恐らくこういうふうにならかかったのではないかなと思うのです。
ワタシが娘を抱っこすると、すぐ泣いてしまって、ママのところに助けを求めていましたし、一緒に遊ぼうにも、泣いて泣いて一緒に遊ぶこともできません。 ワタシは本当に困りました。
というのもママからは、「娘の相手をしてくれ」と強く言われ、娘と一緒に遊ぼうにも泣いてママのところに行こうとして遊べません。
5ヶ月経つも、まだ仲良しになれていない状況がつづく・・・
状況は変わらず、ワタシはママの育児に協力しようと会社から帰って、毎日のお風呂の手伝い、粉ミルクの用意、オムツ交換を行いましたが状況は変わりませんでした。
これまで通りママからは、「娘の相手をしてくれ」と言われましたが、遊ぼうとしても娘と長く一緒に遊べません。
万事休す。ワタシのどこが悪いのか全く分かりませんでした。
どうしたら娘と上手く(仲良く)できるのかと考えましたが当時のワタシは、育児はママが中心に行うものだという誤った考え方があったので、冷静に自分の誤りに気付くことができませんでした。
ワタシの中では、会社から帰ってきてオムツ交換、お風呂のヘルプ、粉ミルクの用意やミルクをあげることが精一杯できることと考えていたのです。
本当に娘はよく泣いていました。来る日も来る日も。抱っこしても泣き止みません。
抱っこして娘をなだめますが、30分以上泣いていたりしますので、ワタシとママはどうしたら娘が泣き止むのか手だてがなく、途方に暮れたのを思い出します。
ママもワタシも睡眠不足となり、お互いにギスギスとした関係となり喧嘩になることが多くなっていきました。(お互いに悪いところがあるのですが、それを解決しようとする余裕すらなかったと思います。話す気にもならないという状態が続いていました。)
娘は、朝の8時くらいに起きていましたが、午前中に買い物に行った後、昼ごはんを食べて昼寝をしていましたので、寝る時間は、夜の11時以降となっていました。
ワタシとママはお互いにゆっくりと食事をとることもできなくなってきました。
流石にこのままでは、マズイと感じたのでお互いに話し合うこととしたのです。
ママとの話し合い
ママは娘が生まれてから、実家での出来事、実家から戻ってきて辛かったこと等を率直に話してくれたのでした。
そして、ワタシへ言いたい事として下記を話してくれました。長い間我慢していたようでした。
①娘がパパ見知りとなって、仲良くなれないのは、あなたの行動に問題がある。娘と一緒に遊んでも自分を優先して自分のやりたい事だけをしてはダメ。例えば、遊んでいる途中でアナタが別の事をする、「ちょっと待っててね」といってずっと娘を待たせて約束を果たさないのはダメ。これでは絶対にパパ見知りは直らない。
②相手は赤ちゃん。仕事じゃあるまいし、アナタが言う事を娘はまだ理解できないので、どうしたら伝わるか考えるべき。少しは頭を使えってほしい。
③家族の一員として育児に参加してほしい。ヘルプ(手伝い)ではなく、家族の一員として積極的に協力してほしい。薄っぺらいイクメン風なヘルプ(ちょっと育児してます)なんていらない。芸能人じゃあるまいし。待つのではなく実行してほしい。
④育児のやり方で文句を言われて黙る男性は多いと思うが、黙っていても問題は解決しない。黙る前に問題の解決を図るように双方で意見を戦わせて解決できるように努力していくべき。意見を出さない、自分の考えを言わないのは問題の解決をしようという意志がないと思う。どうしたら問題解決できるのか一緒に考えてほしい。
そうして、お互いに話していくうちに、ワタシも家族の一員として積極的に育児に関わる必要性を感じたのです。
1 歳になって娘と一緒に寝ることとなる
娘が1歳になる頃に、ママから「暑くてぐっすりと眠れない」という話があり、それじゃワタシが娘と一緒に寝ることとなりました。
当時住んでいた賃貸住宅は、最上階(といっても4F)だったのすが、夏場は朝に太陽が当たると部屋が暑くて目を覚ますという状況でした。
ママは夜中にミルクをあげてゆっくりと寝ることができないため、疲れていましたので家族の一員としてワタシができることを考えた結果でした。
夜泣きをする回数も減っていたので、自信はありませんでしたたが、ママが疲労困憊しては大変だと思って娘と一緒に寝ることを申出したのでした。ウチの場合は、ママのアドバイスと一緒に娘と寝る機会を増やしたことで次第にパパ見知りはなくなりました。
まとめ
育児でパパが家族の一員としてできることを考えてみましょう。見知りはなくなりますよ。
赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間を作りましょう。一緒になって遊ぶことは大切ですよ。
ママと育児のことについて話してみましょう。家族の一員としてどんな些細な事でも。意見交換してお互いに理解することは必要ですし、反省することも大切です。